アジャイル開発と僕

振り返るだけのエントリー。

 

カウボーイコーディング

バイト時代含めて5年くらいはベンチャーでカウボーイコーディングやらせてもらってました。自分が作ったソフトが売れなかったら会社が潰れるんだって危機感を持って仕事ができて幸せでした。XPを調べたりペアプロやったりもしたなー。
 

Waterfall

その後SIerで3年くらい仕事したときに、エクセル方眼紙に出会いました。あんまあわないなーと思ったのだけど、入ったからには3年は続けよっかなと楽しみました。結局、色々勉強になりました。ここで一通りのWaterfallを経験できたのは良かったです。
 

Waterfall 2010

2010年の中頃に今の会社に入って、最初はWaterfallでした。その当時のやり方があんまり好きじゃなくて、スケジュール管理とかタスク管理とかを無理言ってやらせてもらいました。WBSガントチャート作ってたっけな。
 
今考えたら入社早々に無茶苦茶やなと思うけど、それを笑ってやらせてくれたマネージャーに感謝。
 

Waterfall + Agile 2011

タスク管理とかで試行錯誤しつつ、2011年になってAgileに興味を持ったみたいです。短い期間で区切る。振り返りをする。など適用しやすそうなとこから手をつけました。7月くらいにはWaterfallの中でAgileぽいことをやって、それなりに楽しくできてました。

2011年の秋にはスクラムブートキャンプと認定スクラムマスターに参加。これはすごく良かった。スクラムブートキャンプは、吉羽さん、川口さん、原田さん、西村さんが講師という豪華。

Waterfall + Scrum 2012

2012年。確かこのあたりでマネージャーに「良いサービスを作りたいの?それとも、アジャイルをやりたいの?」と言われたっけな。これは良い問いかけ。今も常に頭の中にあります。
 
どうしても組織的な滝の中にいることに難しさを感じてました。開発チームは良い感じだったのだけど、チームを取り巻く環境をもうちょっと良くできたらいいなぁと思っていました。そういう、組織を変える力を身につけなきゃと。
 

Scrum 2012 SF 

2012年末の3ヶ月間、会社のアジャイル研修に手を挙げて、サンフランシスコに行きました。これに参加したっていう事実があるだけでも、自分の自信になって多少環境を変えやすくなるかなと思って。
 
完全に日本とは別の文化の中で、組織のしがらみから解放されて、純粋なスクラム開発を経験させてもらって幸せでした。
 
プロジェクトを成功させることより、プロセスの観察をした日々でした。難しい局面で誰がどう動くのかを色々と見させてもらい、沢山のことが腑に落ちました。
 
日本ってすごいしがらみのなかで仕事してるんだなって、外に出て初めて気づきました。そのしがらみもあんまり嫌いじゃないです。
 

Scrum 2013

2013年。色々と納得して日本に帰ってきたので頭の中はすっきりしてました。
 
自分の強みは何だろう?と考えたときに「日本人として日本のしがらみを良く理解したうえで、スクラムなどのプロセスを適用して改善していけること」だなと思いました。
 
そして、よしおりさんの「失敗しても俺がクビになるくらいでしょ」ってのを胸に好き勝手やろうと思い、スクラムチームをゼロから作って、がっつりとスクラムやりました。
 

Scrum 2014

その後、そのチームを離れ、今は別のチームをゼロから作って、開発してます。前にいたチームも僕がいたときよりチーム感がでてて、いいなぁと思います。今は、もうプロセスに悩むことはあんまりなくて、サービスに向き合うことができていて幸せです。
 

まとめ

てわけで、今まで何してきたかなーって振り返ってみた。
 
印象に残ってるのはマネージャーの
「前のめりにコケる分にはいいんじゃない?僕程度は納得させてくれないと前には進めないだろうけどね。」だな。