「手土産」というパターンがあるのかもしれない

あんまり考えてなかったんだけど、この一週間くらいで、僕はエンジニアなんだなぁって思った。コーチやマネージャより視野が狭い。それでいいと思っている。

そんな僕がどこかのチームのお手伝いをするときって、何から始めてたっけ?って忘れっぽい頭のなかを探しまわってたんだけど。「手土産」なのかなって。思った。

嫌なこと

僕がもしそのチームにいて、誰かが何かを手伝いに来てくれる、ってことになったときに嫌だと思うことはやりたくない。こういうのは嫌だ:

  • 自分のマネージャと、この人の認識が合ってない
  • そもそも色々言ってくるけど、この人が何がどのくらいできる人なのか知らない
  • プロジェクトがとりあえず成功したように見えたらいいと思ってない?僕らはその後の運用まであるんだよ?そっちのが重要なんだよ?

みたいな。

ちなみに、マネージャに理解してもらわなきゃメンバーがしんどい、というのはこの前書いた。

bufferings.hatenablog.com

さて、こういうことにならないようにしたい。じゃあどうするか?

「手土産」

これは、僕がエンジニアだから使える便利な手段だ。

一緒に仕事をしたことのないチームのお手伝いをしたいと考えている。

▼その状況において

そのチームのマネージャもメンバーも僕がどんな考えやスキルを持っているのかを知らない

  • マネージャもメンバーもチームをかき回されやしないかと不安に思っている
  • 僕が言葉で説明しても実際に持っている考え方やスキルは分からない

▼そこで

自分のスキルや進め方・考え方が言葉で説明しなくても伝わるように「手土産」を用意しよう。

そのチームにとって価値があるけれども忙しくて手が出せていない、高いエンジニアリングスキルや全体を俯瞰するスキルが要求されるものを探して作り上げ、手土産にしよう。そこには運用のことまで見据えた視点があると良い。

▼その結果

言葉にしなくても自分の持つスキルや考え方を、マネージャやメンバーが実感してくれる。僕のスキルが足りていれば、彼らの信頼を得るための第一歩が踏み出せる。

という感じ

エンジニアってのは結局コードで語れるから楽だよね。