「スクラムでは割り込みはできません!」って言わなくていいような仕組み

昨日は、娘達とクッキーを作ってて、余った白身でラングドシャクッキーを作って美味しかった。ども。椎葉です。

F-team, L-team

牛尾さんの記事にF-team、L-teamってあるんだけど、これ、今僕のいるチームでやってることだー。って思った。Microsoftさんの最先端のチームと同じ思想に辿り着いてたってことで、なんか嬉しいなー。

simplearchitect.hatenablog.com

Fチームというのは、新しい機能を作るチームだ。Lチームは、顧客からの要望だったり、緊急対応、リリース後出たバグの対応をするチームだ。それぞれのチームに対してKanbanが存在している。

だいたいは同じなんだけど、ちょっと違う部分があるのでそれをメモしておく。以前からの流れでOps TeamとDev Teamって呼んでるんだけど、今流行りのDevOpsとは関係ないので注意ね。

Ops Team

インフラ寄りのOpsってよりサービス運用のOpsって感じで呼んでる。牛尾さんの言うところのL-team。割り込みや、バグ対応などをやってるんだけど、こちらもペアで作業をしてる。んで、割り込み対応以外にも「システム改善」をしていくという役割も持ってる。ので、SREとか近いのかもなぁと。

tech.mercari.com

なので、Ops Teamは「サービスを運用しながら、改善していくチーム」で、その中でもペアでスキルの交換をしている。という感じ。おもろないやろうなぁ、ってことはなくてw、エンジニアとしてのスキルがサービスに直結するから、こっちはこっちで生きてる感じがして僕は好きだな。

Dev Team

こっちは新機能を開発するチームで、ペアで作業してる。F-teamだね。スクラムでやってて、スプリント毎にチーム内ペアを組み替えてる。たぶん違うんだろうと思うのは、集中できる環境を第1にしてない、ってところかな。今のチームのフェーズ的に、集中できるよりも、いつでも声をかけてチームで相談できる、誰かが悩んでる声が聞こえてきたら「大丈夫?」って声をかけられる、という方を第1にしてるので。しばらくしてチームがお互いに声をかけることに慣れてきたら、集中の方にチカラを入れてもいいかな。

Retrospectives

他にもProduct Owner PairやScrum Master Pairがいて、Dev Teamのスプリントの期間に合わせて、全体で集まって30分振り返りをする。全体振り返りでの焦点は、各チーム間のやりとりの、感謝と改善点。気をつけたいのは、チームや役割の間が壁になってしまうことだからね。ちゃんと感謝を伝えて、もっと良くしていける部分は良くしようね。って感じ。

その後、DevとOpsのメンバーを1人ずつ入れ替えてる。飽きるから、とか、楽しくなさそうだから、ってよりも、目的は「サービス運用を実際にやってみたほうがサービス運用をしやすいコードが書ける!」ってところかな。

スクラムでは割り込みはできません!」って言わなくていいような仕組み

そんな感じで、割り込みを対応してくれるOps Teamがいるので、Dev Teamは開発に集中できてるかな。

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そんなDamienさんと牛尾さんのお話を大阪サテライトでも放送します!楽しみだなー!あと、Mary Poppendieckとか、Jonathan Rasmussonもだよー。なので、関西の方は是非おこしください!みんなでワイワイ話をしながら見ようー。

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