ぶじに最初の一週間が終わった
気持ちが新鮮なうちに、自分が意識していることメモ。大きくはこの2つかな。
- 相手は、いちばんいい方法を選んでくれている
- 自分は、考えを明示的に言葉にする
相手のこと
「相手は、いちばんいい方法を選んでくれている」と信じる。
新しい環境に飛び込んで、まだ慣れてないときには特に、自分の中で情報が足りていないので、不安になったり、混乱したりする。そんな状況だと、相手の内面に原因を押しつけてしまうバイアスがはたらく(と思う)。
何かをしてもらえていないと感じたときに「この人は自分のことをめんどくさいと思ってるのかもしれない」みたいに、相手の気持ちに原因を求めるの。自分が受け入れる側だったときのことを考えると、実際はそんなこと全然ないのにね。
だから「相手は、いちばんいい方法を選んでくれている」と信じることを意識する。
今、相手が置かれた状況の中で、いちばんいい方法を選んでくれていると考えると、何か情報が足りないなら「状況が変わり続けているため、相手もまだ状況に慣れていない」とかそういう周りの流れの中の原因を見つけられる。
すると、単純に「これ知りたい!」って伝えることができる。相手も「あ、それね!ちょっとまっててね」って言って教えてくれる。自分は「ありがとう」って感謝できる。
これは、相手が人の場合もそうだけど、会社の仕組みや、コードもそう。
会社の仕組みが、ちょっと不便だなと感じたとして「その仕組みを作った人たちが、いちばんいい方法を選んでくれている」と信じる。そうすると「すごい勢いで会社が成長してきた中で、色んなことを考えて今いちばんいい方法を選んでくれている」ということが見えてくる。
そして「今もいちばんいい方法を考え続けている」ということも見えてくる。そのことに感謝して。自分に何かもっとよくできるようなアイデアがあればそれを伝えることで、自分もその場に参加する。
そんな風に「相手は、いちばんいい方法を選んでくれている」と信じることを意識している。
自分のこと
自分自身のことで意識しているのは「考えを明示的に言葉にする」ということ。
自分は、新人エンジニアとしてではなく、シニアエンジニアとして入社しているので、周りもそういう意識で見てくれている。なので、もし自分が何も言わずに行動をしていたら、相手はその意図を聞きづらい。と思う。
そうなると「僕らは別のやり方をするんだけど、椎葉さんがそうするなら何か考えがあってのことなんだろうな」となってしまいがち。実際は、知らないから自分のできる方法でやってるだけなのに。そういうのって、積み重なると相手のストレスにもなるし、僕は僕で、やり方があるなら教えてもらいたい。
だから「考えを明示的に言葉にする」ということを意識している。「ここのやり方、分かんないから自分のやり方でやっときますね」みたいなの。そうすると「こういうやり方でやってますよ」って教えてもらいやすくなる。
ん…いや、そっか。「考えを明示的に言葉にする」は意識してるんだけど、その中の「分からないことを分からないと言う」を特に意識しているかもしれない。
シニアエンジニアとして入社していることは、自分の考えにも影響を及ぼしていて「しっかりしてなきゃいけない!」と思ってしまうので「こんなこと聞けない!」ってなってしまいがち。でも、分からないなら、その事実を隠さずに「分からないから教えて下さい」って言う。
しっかり、弱みをさらけだしていきたいと思っている。
前に進む
ということで、この2つを意識している。
- 相手の気持ちを信じる
- 自分の弱みをさらけだす
そうすると、誰かが与えてくれるのをただ待つのではなく、勝手に自分ひとりでどこかに行ってしまうのではなく、自分の知識は活かしながらもチームや会社のみんなと一緒に前に進むことができるのかなと思っている。
会社が、↑の2つをやりやすい文化というのが、とても良い。
「相手の気持ちを信じる」の方は、会社自体がHRTを大切にしているというのを、ひとりひとりの言葉や行動の中から感じられるのもあって、本当にストレスなくできている。
一方で「自分の弱みをさらけだす」は、まだ勇気を絞り出す必要があるので、もっと意識して周りを頼っていこうと思う。ただ、周りのみんなが「大丈夫だよ」という雰囲気で接してくれてるので、だいぶ伝えやすくて助けられている。
ざざーっと頭の中を書き出してすっきりした。来週からもやってこ!
一週目おわった。みんなとても優しい。
— Mitz Shiiba (@bufferings) April 7, 2023