OpenStack 素振り

OpenStack本を写経しながら読んでる。面白い。

OpenStack環境を構築する人のための本じゃなくて、構築されたOpenStack環境を使ってアプリケーションを作る人のための本ね。

books.rakuten.co.jp

写経

Koboで読んでるのでコマンドを本からコピペしたらいいんだけど。なんとなく、それはせずに手で書き写してやってみることにしたのだった。小1の娘が漢字の練習をしてるのを見ながら、まぁそういう風に手で覚えるのも大切かなーって。

読んでる理由

は、これ↓

bufferings.hatenablog.com

つまづいたところの共有

Python 2.7

まず、OpenStack環境ですが、本に紹介してあったので HP Helion Public Cloud を使ってます。

んで、踏み台サーバーからOpenStackのコマンドラインクライアントを使うんですけど、うまく動かなくて、サイトを見てみたら

OpenStack Docs: Install the OpenStack command-line clients

Python 2.7 or later

って書いてあったので、踏み台のCentOS6のPython 2.6を2.7にあげたら動くようになりました。userdata_step-server.txt にゴリゴリとインストールのためのスクリプト書いたった。

API Version

コマンドラインクライアントはVersion2を使おうとするのかな。HPの環境はglanceとcinderがv1なのでopenrcファイルに以下の設定を入れておきました。

export OS_IMAGE_API_VERSION=1
export OS_VOLUME_API_VERSION=1

5章から10章を読んだ

何をやったのかってのをメモ。

5章 環境構築

ローカルから、仮想ルーター作って、仮想ネットワーク作って、踏み台サーバー作った。

6章 アプリケーション稼働開始!

こっから先は全部踏み台で作業。

セキュリティグループとかキーペアとかを作って、Webサーバー、Appサーバー、DBサーバーを構築。んで、アプリケーションを稼働開始。FloatingIPをWebサーバーに割り当てて、外部公開。

7章 ロードバランサー

ロードバランサー用のサーバーを立ち上げて、Webサーバーを複数台ブートしてバランシングして、FloatingIPをWebサーバーからロードバランサーに変更。

8章 新バージョンのリリース

アプリケーションのバージョンアップ。新バージョン用のサーバー群を立てて、動作確認後そっちにスイッチ。このバージョンでは、画像ファイルの保存にswift(Object Storage)を使用。

でも、新バージョンのリリースの話はなくなって(ストーリー上)元のバージョンに切り戻した(ノД`)シクシク。

9章 バックアップ・リストア

ブロックボリュームの作成、スナップショット/クローン/ボリュームバックアップによるバックアップリストア。

10章 Availability Zoneの利用

az2に待機系を用意しておいて、az1を落として、az2で稼働開始。

なんかちょっと慣れてきた!

最初は全然意味分からんまま始めてたけど、だんだん nova, neutron, glance, cinder, swift とかのそれぞれが何をしてるのかが分かってきた。それと、「へぇこんな風にコマンド書くんだー。勉強になるー。」という感じであります。

勉強しなきゃ

Linuxのこととか、ネットワークとか全然分かってないから、勉強しなきゃなぁって思っております。

続き

ということで来週からは11章に入っていきます。これ以降も楽しみ。

  • 11章 Ansible
  • 12章 Fog
  • 13章 Serf/Consul
  • 14章 Docker
  • 15章 テスト
  • 16章 Yahoo! JAPANの活用事例