「エッセンシャル・スクラム」読書会 - DevLOVE関西 | Doorkeeper
エッセンシャルスクラムを読みながらなるほどなーとかつぶやいてたら中村さんが「話しようぜー」って誘ってくれたので「読書会ってのを一度やってみたい」って言ったら「やったらいいですやん」ていつもの感じで開催。
始まる前に
準備しつつ中村さんと二人で喋ってたら。プランニングのときのストーリーにつけたストーリーポイントと、タスクに分割して理想時間で見積もったときの食い違いどうする?とかいう話でひと盛り上がり。
そのうちに7人揃いました
てことで、お菓子囲んでジュース飲みながら自己紹介。みんなのバックグラウンドを共有してからディスカッション開始。だいたい、みんなの疑問に対して中村さんと僕が答えるって形になってたんだけど。色んな現場の話が聞けて面白かったなー。うろ覚えだけど書いてみる。
年間計画とか全体工数見積もり
が最初に必要なときはどうしたらいい?って質問から。見積もりや計画づくりの話に。不確実性のコーンとか、慣れた感じで中村さんが説明。
中村さんの知識はちゃんと整理されてていいなぁ。と思った。引き出しから取り出してる感じ。僕は散らかった部屋の洗濯物の中から取り出してる感じ。
— バファラティ (@bufferings) September 8, 2014
んで、これ読むといいよ!って。
でも。そもそも、これってスクラムがどうこうってより、もっと外側の組織的な話になるんじゃないかな?という流れから。組織を変えたい、ということなら。これ読むといいよ!って。
あと、これも。
つか。みんなはなんでスクラムやりたいんだろう?じゃ、どうして組織はスクラムじゃないやり方なんだろう?とか話したり。従来の計画駆動の開発スタイルでも合う部分はあるんだよね。ってことでクネビンフレームワークの話をしたり。そもそも、計画駆動スタイルの場合と、ゴールが違ってるんよね。って、 3章の最後の表を見ながら、最初に全部決めれるって思ってるとか、思ってないとかの話したり。
スプリント内の差し込みをどう対応する?
自分は対応したいと思うけど。スクラムマスターは良い顔をしないと思うし。だから1人で残業したりしてやるんだけど。それが次からも期待されるのは嫌だ。というお話。
まず、チームを説得してないの変だよ。しかも、残業とかおかしい。
それを対応するだけの価値があると思うならチームやPO、SMと相談して、これ差し込みで対応してその分予定してたリリースができなくなるんだけど、それでもやるだけの価値があるよね、と合意できたならスコープ変更してやればいいよね。じゃなきゃ、やる価値ないよね。やりたいってのが、ただの自己満足なら勝手に残業してでもやればいい。
スプリント中に見積もりが違ってることに気づいたりする
とか、タスクの見落としがあったりする。ので、どこまで最初に正確に見積もりすればいいんだろう?という質問。
僕は。適度に見積もって。あとは実績から見るかな。
1人が1日に5h開発できるとして、10日のスプリントだと300hあるのはあるんだけど。実績を元に見てみるとスプリントプランニングのときに240hくらいで見積もっておくとちょうど最終的には300hくらいに膨れ上がって終わるから240hまでね!という感じ。何回かスプリントをやってると、見落としも、アンダー見積も、オーバー見積も、差し込みタスクも、病欠も合わせると、これくらいだなーって線が見えるので。それを使うなぁと。
振り返りのTryがなんとなく消えていく
チケットに混ぜ込んだり、何をやったらいいか具体的なことまで落とし込んだり、2,3個にしぼったり。かな。
スクラムでやります!って提案された時に、そのチームに力があるかないかを知る方法は?
今この勉強会で僕らがやってるような質問を投げてみたら面白そうー。ま、でも、実際に2,3スプリント見たら分かるんじゃ?という結論になった。
2,3スプリントは結果がでなかったりすることもあるので、結果だけじゃなくてそれに対してどう向き合ってるかを見るといいかも。って中村さんが言ってたので。ふむふむ。と横で聞いてた。
あとどんな話したっけな?・・・忘れた!
組織を変えるか、組織を変わるか、現場を一歩進めるか
んで、最後に。
組織を変えたい、そこに自分の力と時間を使いたい、と思える組織なら変えていくといいよね。そう思えないとか、組織と方向性が違うってことなら、方向性が合う組織に行ったらいいかな。んでも、組織まで含めてスクラム的に回さなきゃなんないってわけでもないので。現場を昨日より今日ちょっと良くするために、スクラムのエッセンスを取り入れる、というのもいいよね。
面白かったなー。
んむ。なんてか、僕の開発プロセスに対する知識や経験も結構いい感じなんじゃないかと思った。他の現場の開発者の役に立てたように思う。
— バファラティ (@bufferings) September 8, 2014
今度また洋さんとうだうだ飲みにいこっと。