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エッセンシャルスクラムの社内読書会: インクリメンタルなリリース

違うチームのプロデューサーが「スクラム。言ってることは分かるけど、なんかピンとこない。もっと知りたいなぁ。」
って言ってたのでエッセンシャルスクラムの読書会を社内でやってみることにした。

昨日が2回目。

1回目は、どんなことを悩んでるかの認識合わせをして終わったので。
2回目で読み始めた感じ。

既にスクラムの知識自体はあるので1,2章はさらっと。クネビンフレームワークの話だけして流し読み。
3章の途中までで時間切れ。

3章で話したのは。役割のところとイテレーティブでインクリメンタルなリリースのところ。

役割

スクラムにはプロダクトオーナーとスクラムマスターと開発チームが規定されてる。
「プロデューサーってプロダクトオーナーなの?しーばくんはスクラムマスターなの?」

うーん。YesでもNoでもあるなー。
そもそも、会社の中の役割とスクラムの役割は一致しないから、あんまり考えてないや。

スクラムマスター

僕はスクラムマスターの役割もやってるし、一部プロダクトオーナーの役割もやってるし、開発もやってたりするし。
開発チームの中にもスクラムマスター的な動きをしてくれるメンバーがいるし。
だから、スクラムマスターの役割と重なる部分と重ならない部分があるん。

プロダクトオーナー

プロダクトオーナーは、ビジネス側の誰かがやるといいと思うんだけど、
それだと、開発チームとの距離があるので、ビジネス側の誰か1人、開発チームのそばにいてよ!
というのがプロデューサーなんじゃないかなと。僕は思っていて。

つまり、プロデューサーは「開発チームのそばで、ビジネス側の視点でサービスに向き合っている人」なので、
プロダクトオーナーという役割は合うと思う。

でも、プロダクトオーナーの役割以外にも色々マネージメントしてたりするよね。
だから、これも重なる部分と重ならない部分があると思う。

マネージャ

「ふーむ。じゃ、マネージャは?」

おー!マネージャはスクラムフレームワークには書かれてないけど、もちろん必要なんだよ、って後ろの方の章に書いてるますw
なので、また後で考えよう。今は「スクラムには外側がある」ってことだけでいいです。

イテレーティブでインクリメンタルなリリース

イテレーティブってのは繰り返すってことで、でも、ただ単に繰り返すだけだと「いやー、頑張ってるんですけど、まだリリースできないですわー。次のスプリントも頑張りますわー。」って言ってて「はっ?いつ終わんの?」ってなるよね。

なので、毎回リリースできるものを作って「ここまでできてる!」ってのを見せようよ。
んで、次のスプリントはそれに対して機能追加していこうよ!という感じ。

「80% できてます!」って言うならその80%の状態でもリリースできるように作っとこう。という感じ。

ケーキを切る話

ビジネス側の人は「イチゴのホールケーキちょうだい!」って言うんで。
普通に考えると、1層目作って、クリーム塗って、2,3層目作って、最後に全体デコレーションして出来上がるよね。

でも、

  • 納期になって蓋を開けてみたら2層目までしかできてない!とか
  • オンスケなんだけど3層目の途中で「もう今リリースしたい!」って言われたりとか

あるよね。でもまだケーキの体をなしてないからリリースできない。
残業を重ねて雑にデコレーションして出してしまったりするのかな。

そもそも。出来上がった後に「あー、違う違う。もう今はチョコじゃないと売れないわ。」って言われたりね。
これってビジネス側の人がコロコロ言うことが変わるのが悪いってわけじゃなくて。僕らはそういう世界にいるって話。

ショートケーキ

なので、まずはイチゴのショートケーキを作ろうぜ!ってのがインクリメンタルなリリースかな。

イチゴのショートケーキをつなげてホールケーキを作ることを目指すから
全体としての効率はホールケーキを作るより悪くなっちゃう。けど。

はいっ!ショートケーキ1個できたよ!次のショートケーキつくるね!
ビジネス「おー。ホールケーキがいいと思ってたけど、これもいいね!これだけでもリリースしてお客さんの反応見てみよう!」
とか。「やっぱ、次はチョコにして!状況が変わって、今はチョコが流行りだしたから!」ってできるね。

ホールケーキを作ることに比べて、見た目つぎはぎだらけのバラバラになるんだけど。
結局、最初は欲しかったけど今は欲しくない味のホールケーキじゃなくて
その都度欲しいショートケーキを作ってあげれる。

さらに。

開発チームは、そのショートケーキに集中できるし。
プロダクトオーナーも、1年後にできる全体の要件を今すぐ決める必要なくなって。
とりあえず1ヶ月後にリリースされるショートケーキの要件に集中できる。

のもいいとこ。

完璧

最近、計画駆動に慣れてる人は、完璧を目指すなぁと思った。
「つぎはぎだらけじゃダメなんです!綺麗なホールケーキが必要なんです!」って。

僕は、綺麗さよりも「今何が欲しい?」ってのを常に聞くほうが好き。
それを聞きつつもできるだけ綺麗につくる、というのがエンジニアとしてのスキルかなと。

切り方

「ホールケーキ欲しいって言われてるのに、ショートケーキを作ることをどうやって思いつくの?誰が決めるの?」

プロダクトオーナーと開発チームの両方かなー。そうしたほうが売れる!っていうビジネス視点と。
そもそもショートケーキって作れるのか?っていう技術的視点と。

一応、目指してるのはホールケーキなので。
種類がバラバラであったとしてもつなげたらホールケーキになってたいので。
そういうスキルが求められるよね。

ケーキの話はよく聞く話なんだけど、この本にも書いてあるますね。

簡単になるのか?

「これって難しいね」って話をしてて。家に帰ってぼーっと考えてたんだけど。
いや、スクラムを導入して開発が簡単になるとは全然思わないよ。残業はしなくなったけど。
と思った。

面白かった!