ちょい前に。「向きあう」って。エントリ書いたけど。
じゃ、それで、お前は何をしたのって話。
人に向き合わない
あー。いや。メンバーとは向き合うんだけど。そゆことじゃなくて。
人に向かって仕事するわけじゃないよね。
サービスを作ろうとしてるんだから。向くならそっち。
なので、よりよいものを作るためにこうしたい!という喧嘩ならするけど。
僕たちはここまでやったから。あとはあなた達の仕事でしょ!とか。
これ、誰のボールです?とかは。どっか向こうの方でやっといてくれればいい。
向かい合わせで話をしないで。同じ方向を見ようよね。という話。
衝突は内側に
チーム立ち上げの時に。普通だったら開発側のリーダーやる人と話をして。
ねぇ。ビジネスサイドの人の味方になってよ。んで。僕は開発チーム引っ張るから。
喧嘩は僕と君の間でしよう。そのほうが部署またいで喧嘩するより色々早い。
緩衝材になる
海外でアジャイル開発を経験して帰ってきて。
今の自分の環境でアジャイル開発ができるか?と考えた時に。
なんか、まぁ、アジャイル開発かどうかとかはどうでもいっか。と。
単純に自分の中に引き出しが増えたのかなーと。
日本の会社のやり方の経験 + アジャイル開発の経験。
アジャイルに合わせた環境を用意しようとすると。
- 年間計画立てないといけないのとか
- 開発チームは見積がコミットメントになるとか
- マネージャの理解がないとか
- とかとか
だからアジャイル開発なんて無理だとか。
環境を言い訳にしても何も進まないのだしね。
今の環境で自分ができるベストなものを引き出しから取り出せばいっかと。
ということで。オレオレアジャイルがここにまたひとつ誕生したわけです。
結局、エンジニアチームは、スクラム的なもので回すのが良いかなと思い。
じゃ、マネージメントレイヤとのインピーダンスミスマッチ的なところを。
自分が吸収してみよう。な試み。
遷移状態を受け入れる
はい。今日からスクラムやろう。といっても。そんなん難しい。
中途半端なスクラムになっちゃう?まぁ、別にいーんじゃないの?
継続的にリリースできていないので、そんなのはスクラムではありません!
んじゃスクラムって呼ばなければよいかな。
単純に、デイリースクラムをやり始めた今日は、昨日の開発よりはイイよね。(∩´∀`)∩ワーイ
アジャイルと呼ばない
アジャイル。って。もう。この言葉を聞いて思い浮かべるものが。みんな違う感じがする。
めっちゃノリノリの人もいれば。嫌いな人もいて。そこから始まるの、めんどくさい。
あと。ストーリーポイントとか。そういうのも。使っちゃうと。
アジャイルプロセスではストーリーポイントというもので見積もるんです。とか言うのが楽で。
でも。これって。説明になってない。
どうしてストーリーポイントを使うのか?
その理由を説明しなきゃ。
なので。自分の中で。アジャイル禁止。
アジャイル用語禁止。ストーリーポイント禁止。スプリント禁止。ベロシティ禁止。
例えば。
じゃ、この機能の大きさを 2x2 の四角としますね。
これに比べて、こっちの機能はどれくらい? 2x3 くらい?
ふむふむ。
じゃ、この前の2週間で2x8終わったから。今回の2週間でも2x8目指そうか。
で。何回かこういうのを繰り返して。
じゃ、2x2の大きさを4ポイントって呼ぼうぜ。それと偶然ここにこんなポーカーのカードが。。。
とか。
理由を伝える
そうそう。なので。僕が気を使っていたのは。手段じゃなくて理由を伝えること。
JIRAを使おう!じゃなくて、xxxxを楽にするためにJIRAを使おう。とか。
そういえば。最初に。チームの理由を伝えた。
僕がこのチームでやりたいのは。ただ作る。じゃなくて。自分たちが良いと思う物を作る。ことで。
さらに。今目の前のベストだけを見るんじゃなくて。2,3ヶ月後のベストがどこかというのも見て考えたくて。
なので。リリースする。だけじゃなくて。成長。を考慮にいれよう。
このタスクはAさんがやったら1hで終わるんだけど。Bさんだと3hかかるんです。だったら。
目の前のことだけを考えるとAさんに1hで終わらせてもらったほうが早いんだけど。
BさんがやるのをAさんがサポートしてやるほうが良いなぁ。
そしたら、次からはBさんも2hくらいでできるようになるよね。|д゚)チラッ
休みたい
これ。作ったのあの人なので他の人は分からないです。
は。やめようよ。だって休めないじゃない。
誰かが作ったら、別の人と共有して。冗長化しとこう。
つーか。最初からチケットをペアで持とうよ。
今、目の前は時間がかかるけど、そのほうが、きっと後でいいよ。
変化を受け入れる
結構最後まで仕様変更が入ってたのだけど。
そもそも最後まで要件定義してたからなんだけど。
最初からそのつもりでいたのでいいんだけどね。
仕様が変わるときって。
サービスにとってよりよいと思うから変えようと思うんだよね。
だったら、後はそれを受け入れられるかどうかをバックログと相談するだけ。
昨日言ったことをちゃんと実現するために開発をしてるんじゃなくて。
よりよいサービスを作るために開発をしてるんで。
後で言ったほうが正しかろう。
松竹梅
とはいえ。理想を言い始めるとキリがない。
限られた時間のなかで。クォリティは落とせないわけなので。
あとはスコープを調整することになる。
大体。僕は松竹梅プランをくれ。という話をする。
松なら、これとこれを諦めてくれ。
竹なら、これを諦めてくれ。
梅なら、まぁなんとかなるかも。
最終的には松に持って行きたいけど、今は梅なのか。
最初から梅を目指せば十分なのか。てのは大切ね。