技術的負債の返済より前に

サービスの保守とかしてて、あーやっぱり長年つぎ足されてきた秘伝のタレコードは読みにくくて大変だなー。って。ちょっとずつリファクタリングするのを楽しんだりする。

だから、なんとなく、技術的負債ってのは、そういう長年の継ぎ足しの中で生まれてくるもんだと思い込んでた。のだけど。

そういえば、僕はここ数年で、新規プロジェクトに何度か関わってて、振り返ってみると、あれ?最初から負債を抱えてたな…。

つまり、負債ってのは、経年劣化だけじゃなくて、コードが書かれた瞬間にも存在するってことか。そりゃそうか。ふむ。

じゃあ、こういうこと?

チームには負債を生み出すポテンシャルみたいなものがあって。その負債ポテンシャルが高いチームは、新規開発だろうと、追加開発だろうと高い負債を生み出すのだ。

そうか。「このチームで負債を返していきたいね」って勝手に思ってたけど、技術的負債の返済より前に、まずこのチームの負債ポテンシャルを下げることから始めた方が良いってことだな。

ここまで書いてみて、何を当たり前のことを言ってるんだ、という気になった。

チーム内勉強会でもするかなー。