これまでの仕事のやり方を忘れようとしてる

1年

CircleCI に入って来月で1年になる。あっというまだなぁ。

色々と面白いことが転がってるので全然飽きないし、スキルが高ければ高いほどその面白いものをもっと拾えるので、どんどんスキルアップしていきたい気持ち。

仕事のやり方を忘れようとしてる

その一方で、いま僕は仕事のやり方を忘れようとしてる。これまでずっとやってきた自分の仕事のやり方をいちど忘れてみようと思っているのだ。もっと肩の力を抜いて、リラックスした気持ちで仕事をしてみたい。がんばらないように。

のだけど、これが思ってたより難しい。

つい、がんばってしまう。がんばる方がラクだと思ってしまう。そっちの方がラクならがんばったらいいやん。って思うかもしれないけど。せっかくなので違う働き方に挑戦してみたい。どんな景色が見えるんだろう?ということに興味がある。

過程より結果

今のチームでは、いちばん大切なこととして「プライベートを第一に考えること」がどまんなかに置いてある。

そして、どう仕事をしているかは、マネージャーもチームメイトも誰も気にしていない。それは、個々に任されている。

「プライベートを大切にしたうえで、あなたの持っている力をいちばん発揮できるスタイルで仕事してくれたら、それがチームにとって一番良いからね」と、信頼されている。

どう働いているか、という過程ではなく、チームが目標達成に向かってどういう結果を出せているか、ということの方に注目している。

気づかされたこと

そんなチームで仕事をしていて気づかされたのが、僕は自分自身に「がんばる」という過程を求めてしまっている、ということ。

ちょっと気を抜くと、がつがつ次のチケットをとってしまう。これまで常に前へ前へと走り続けてきてて、それが自分の中の普通になってしまっていたのだなぁ。

念の為言っておくと、この働き方が悪いわけじゃないし、そういうのやめてと言われてるわけでもないし(無理しないでねとは言われてるけど)、僕自身も嫌いではない。

だけど、そうじゃない働き方が、ここにはある。

もっとゆとりを

ということで、意図的にゆとりを入れてみようとしてる。

ベランダのバジルに水をあげたり、早く目が覚めたら早く仕事を始めて早く終わったり、突然知った娘の授業参観に仕事の途中で抜けて参加したり、夏休みの昼間の塾の送り迎えをしたり、妻がお仕事おやすみのときは一緒にお昼ごはんを食べに出かけたり、ちょっと眠いときは横になったり、涼しいときは午後に散歩にでかけたり。そうそう、今日は、気分転換に梅田のコワーキングスペースで少し仕事をしたりしてみた。

タスクに関しても「これはがんばれば3時間ぐらいで終わりそうだなぁ」と思っても「じゃあ、1日かけるつもりでやろう」と思うようにしてる。結局気づいたら集中してしまって3時間ぐらいで終わらせてしまって「よし終わった!・・・あ、違う・・・」ってなってしまったりするし、リラックスして仕事をしようとするとなんか不安になってしまったりするから、まだまだなんだけど。

そういう、過程を気にせずに、じゅうぶんな結果を出すような働き方ができるようになりたいなと思っている。そうするとついでに、もうちょっと周りに優しくできるかなぁと思ったりもしている。

2年目は、ゆとりをもって過ごして、プロジェクトじゃないところに、もうちょっとふみこんで、面白いものをいっぱい拾っていきたいなと思っている。

そんな風に、これまでの仕事のやり方を忘れようとしてる。