咳チームは便利 #FM719

楽しかった

みわさんに声をかけていただいて、咳さんとみわさんと僕の3人で Discord で公開おしゃべりをして楽しかった。このお二人を独占しておしゃべりできるなんてとても贅沢だなぁ。

テーマ

咳チームはとても興味深い。とても自然体で、僕の中ではひとつの理想のカタチ。その咳チームは、僕だったら大切にしてるようなことをやってなかったりする。こういうの↓

楽しさは僕の中では大切にしてることなんだけど、でも言ってることも分かる気がする。だから、そのあたりを聞いてみたいなと思って、「咳チームがやらないこと」をテーマにしてもらった。

地図

そしたら、みわさんが「こういうことをやってないよー」ってスライドを作ってくれて、当日はこれを見ながらお話をした。

刺激

おしゃべりの前に「前置き」をしましょうという提案をした。

咳チームの話は、ちょっと刺激が強い。自分がやってることをやってなかったり、自分が大切だと思っていることを「どうでもいい」って言ってたりするから。だから、無防備で聞いてしまうと自分のやってることを否定されているような気持ちになってショックを受けてしまうかなと思ったので、前置きをすることにした。

「これは、咳チームがどう開発をしているかという話であって、それが正しいとか、そうじゃなかったら間違ってるとか、そういう話じゃないですからね」

便利

ということで、スライドの中からいくつか選んでおしゃべりをした。細かい内容は書かないけど、僕が再確認したのは、「やっぱりいいチームだなぁ」ってこと。頭の中がうまく整理できてないので(整理しようと思ってないので)ふわっとした話になりそう。

自然で純粋で透明なイメージ。いきなりふわっとしてる。

僕は、咳チームを目指そう(目指せる)とは思ってないんだけど、このチームのことは常に頭の中に入れておきたいと思っている。咳チームのことを考えると、自分の中の不純物に気づくことができるから。

不純物を排除しようとは思っていなくて、それとうまく付き合っていきたい。だから、それを見えるようにしてくれる咳チームはとても便利。

「うまくいったらどうなるの?」

咳チームが見てるのは、「何をやるか」「何をやらないか」じゃなくて「どうなりたいか」「どういう状態がいいのか」なのかなぁって感じた。僕は咳さんの「うまくいったらどうなるの?」という言葉が好き。咳フリークだからね。

だから「共有をしよう」とかそういう言葉じゃなくて「共有がうまくいったらどうなるんだろう?うまくいった様子について確認しよう」ということになる。これはとてもハッとさせられる。つい「共有しよう」とか「ふりかえりをしよう」とか言ってしまうけど、それでどうなるんだろう?というのを常に見てたい。

そういう風にしてると、うまくいった様子について確認できていない言葉は「違和感」としてでてくる。「わざとらしい」とか。

「だって仕事でしょ?」

「やりがいはどうでもいい」「楽しさはどうでもいい」みたいなところも、大切にしていないということではないなぁと感じた。

楽しくないことはやらないようにしたり、できることはやったうえで、「製品」をど真ん中において「これがいちばん大切」という感じ。だから「まぁ仕事だしな」って自分にも言い聞かせるようにして、製品づくりをしている。

咳チームでは「製品」を真ん中に置いて、チームはその次、だと思うんだけど、結局、製品のことを考えると、製品をうまくつくれるようなチームがよくて、そうするとチームは、不自然なものを取り除いていって、製品をうまくつくるためのやり方が濃くなっていくんだろうなぁって思った。

呼吸

それから、咳さんが「どうでもいい」というのは「必要ない」というわけじゃなくて「当然そこにあるものなのでわざわざ触れる必要がない」という面があるなぁって思った。

共有できているなら共有という言葉は使わなくていいし、あなたのことを信頼してますというときは信頼できていないときだし、呼吸をしましょうってわざわざ言わないもんね。「え?呼吸しましょう?なんか調子悪いの?」ってなるよね。

これは咳チームではやらなさそうだなぁってことを自分がやっているときは、そういうことだよなぁって思いながらやっていこう。

便利。

次回は

また半年後かなぁ。楽しかった。