伝えるふりかえり、聞くふりかえり

お。久しぶりの日記だ。

## 毎日のふりかえり

最近サポートしてる人と、一日の終わりに毎日2人でふりかえりをすることにした。話を聞こうと思って。そのふりかえりをしながら、そういえば、ふりかえりのときってその対象がチームでも個人でも「伝えることを中心にするとき」と「聞くことを中心にするとき」とがあるなぁってふと思った。

## 伝えるふりかえり

何か気づきが得られたら良さそうだなって思うときは、伝えるふりかえりになることが多い。

相手やチームから出てきた意見を元にして「あなたたちにはこんなに良い部分がありますね」とか「実はこれだけお互いに感謝してることが分かりましたね。じゃ、それを共有する場をもっと持ったら良さそうですね」とか「自分たちはまだまだだって言ってますけど、先月に比べてこんなに良くなってますね」って伝えたり。

課題の場合も、意見を元に少し深堀りして「その課題の本当の原因は、ここにありそうですね」とか「その課題に対しては、こういうやり方がありますけど試してみますか?」って伝えたり。

次にどういう風に行動すれば、その人たちに何か新しいものが見えてくるかを、伝えるような感じかなぁ。

## 聞くふりかえり

それに対して、相手やチームの中に答えを探しにいくときは、聞くふりかえりになることが多いかな。

ひとつずつ、相手の言葉をゆっくり待って、そこに対して問いかけて、相手の心の中を一緒に探検する感じ。「そっか、そう思ったんだね。じゃあ、そう思ったのはどうしてかな?」「なるほど、それは良かったね」とか。「そのとき取った行動は良かったね」とか。「じゃあ、次はどうしようと思ってるとかあるの?」とか。このときは、解決策を探そうとするより、気持ちに寄り添って、一緒にうろうろしてみたいな。という気持ち。

意識してるのは事実を否定しないこと。「そういう気持ちになった」という事実や、「そういう行動をとった」という事実を否定しないこと。ただ、これ、自分でかなり意識してそういうモードにしてないと「自分だったらこう考える」って言ってしまってダメ。気をつけたい。

## いずれにしても

伝えるふりかえりも、聞くふりかえりも、相手の言葉を聞くことから始まるので、聞くことが一番大切よなー。と思いながら、娘のとりとめもない話を「うんーうんー」って言いながら聞いてる。