お花が綺麗で嬉しかったのかな?

想像をしないで聞くのって、難しい。

娘が「お花が綺麗だったんだよ」って言うのを聞いて(あぁ、綺麗なお花を見て、嬉しい気持ちになったんだな)って思ったけど、実は「それで、悲しくなった」と考えているのかもしれない。

自分の想像は、そんなふうにして、簡単に入りこんでしまう。だから、「事実」を聞いたときには、そこから相手の気持ちを想像するんじゃなくて、できるだけ、相手の口から気持ちを説明してもらうようにしたいなと思っている。

「お花が綺麗だったんだね。それで、どういう気持ちになったの?」「この前、枯れちゃったお花のことを思い出して、悲しくなったの」「そっか。悲しい気持ちになったんだね」

娘だと、実際にはあんまり気にしなくても大丈夫なんだけど、大人の場合は、あんまり表に出てこないし、相手も気を遣っているので、何枚か奥に気持ちが隠れてたりする。

気持ちを言葉で直接聞いたとしても、結局、それが気持ちを素直に表してるかというと、分かんないけど、自分の想像を紛れ込ませてしまうよりは、相手の言葉を受け止める方が、良いかなと思ってる。