日本的な視点でScrumを再考してみたい #RSGT2021

と思って RSGT2021 にプロポーザルを出しました。ちょっとでも面白そう、と感じてもらえた方はぜひ投票をお願いします!9月末でしめきりなので早めにポチッとタイトル下のハートマークを押していただけると嬉しいです。

confengine.com

この10年弱くらいスクラムやってて、良いところたくさんあって好きなんだけども、なんかちょっと気になるところもあって、なんだろうなぁ?って思ってて。

スクラムの起源には The New New Product Development Game という論文があって、これは1980年ごろの日本の製造業の新しい新製品開発を取り上げたものなのだけど、この論文に影響を受けて1990年ごろにスクラムが考案されて、それが逆に最近日本に入ってきて、色んなところで導入されてる。

この10年で、スクラムによって自分の周りの色んな考え方が変わってきて、日本的なあまり良くない部分も減ってきて良いなぁと思う。そうなってくると今度は、日本的な良い部分をもう一度見つめ直してみたい気持ちになった。

僕は、英語化をした企業で仕事をしているのだけど、そこでは日本の文化を土台にして、海外の文化の人たちもたくさん一緒に仕事をしていて、お互いの違いを尊重しながら仕事をしている。そんな風に他の文化に触れると、逆に自分の土台になっている文化について気付かされることが多い。

The New New... を元に考案されたスクラムだけど、日本の文化という土台の上では、もう少し別の見方もできるのではないか、もしかしたらそういう日本の文化の中で育ってきた自分だから気づくことができる視点があるのではないか、という気持ち。

ハイコンテキスト、場、絆、暗黙知、リーダーシップ、開発リーダー、プロダクトオーナー、スクラムマスター、マネージャー、その辺りをキーワードにしてもう一度自分の中の言葉で考えてみたい。

英語で発表しようと思います。当日は通訳があるかもしれないから、その場合は日本語でも聞くことができると思います。ぜひ投票をお願いします!